「デグーって飼育が難しいって聞いたけど、本当に初心者でも飼えるの?」そんな疑問を持つ方は多いはずです。デグーは温度管理や食事制限など確かに注意点がありますが、事前準備さえ整えれば初心者でも十分に飼育できる魅力的な動物です。この記事では、飼育難易度を7つの要素に分けて★評価し、他の小動物との比較や初期費用、失敗しないためのポイントまで徹底解説します。
【結論】デグー飼育難易度は5段階中★3|準備次第で初心者も飼える

結論からお伝えすると、デグーの飼育難易度は5段階中★3(普通)です。
ハムスターや金魚のように「ほぼほったらかしでOK」というわけではありませんが、猫や犬のように「毎日の散歩や高度なしつけが必要」というほど大変でもありません。
デグーは賢くて人懐っこいという大きな魅力がある一方、温度・湿度管理と糖質制限という2つの壁を乗り越える必要があります。
この2点を事前にしっかり理解し準備しておけば、初心者でも安心して飼育を始めることができます。

30秒でわかるデグー飼育難易度まとめ
忙しい方のために、デグー飼育のポイントを箇条書きでまとめました。
- 総合難易度:★3/5(準備と環境整備が鍵)
- 寿命:5〜8年(長期的なコミットメントが必要)
- 温度管理:★4(室温23〜25℃を年中キープ)
- 食事管理:★4(糖分・でんぷん質を制限)
- コミュニケーション:★2(人懐っこく慣れやすい)
- 初期費用:2〜5万円程度
- 月々の費用:3,000〜8,000円程度
- 必須:エキゾチック動物対応の動物病院を近くで探しておくこと
デグー飼育が向いている人・向いていない人チェックリスト
飼育を始める前に、自分のライフスタイルと照らし合わせてみましょう。
【向いている人】
- ✅ エアコンを常時稼働できる住環境がある
- ✅ 5〜8年という長期間のペット飼育に責任を持てる
- ✅ 毎日観察・触れ合いの時間を確保できる
- ✅ ペットとのコミュニケーションを重視したい
- ✅ 近くにエキゾチック動物対応の動物病院がある(または探せる)
- ✅ 初期費用2〜5万円と月々の維持費を確保できる
【向いていない人】
- ❌ 夏や冬に長期間エアコンなしで生活する環境
- ❌ 出張や旅行が多く、長期留守が頻繁にある
- ❌ ペットにかける時間が週に数時間程度しか取れない
- ❌ エキゾチック動物対応病院が周辺にまったくない
- ❌ 衝動的な飼育で、長期的な責任を持つ自信がない
チェックリストの「向いている人」に多く当てはまる方は、ぜひ前向きに検討してみてください。
デグー飼育難易度を決める7つの要素【項目別★評価】

デグーの飼育難易度は、一言では語れません。
「簡単な部分」と「大変な部分」がはっきり分かれているのがデグー飼育の特徴です。
以下の7つの要素ごとに、難易度を★評価で詳しく解説します。
①温度管理【★4】エアコン24時間稼働が必須な理由
温度管理は、デグー飼育における最大のハードルのひとつです。
デグーの適切な飼育環境は室温23〜25℃、湿度40〜55%とされており、この範囲を年間通じて維持する必要があります。
デグーは暑さにある程度耐えられる一方、寒さにはとても弱く、室温が20℃を下回ると体調を崩すリスクが高まります。
特に日本の夏(気温35℃超)と冬(気温0℃近く)は、エアコンなしでの温度維持は現実的に不可能です。
そのため、エアコンの24時間稼働が実質必須となります。
電気代は月々約2,000〜5,000円の追加コストになる場合があります(住環境・地域・エアコンの効率による)。
「節電のためにエアコンを切りたい」という生活スタイルの方にとっては、この点が大きな負担になりえます。
停電や外出時のエアコン停止など、緊急事態に備えた対策(保冷剤の活用、断熱対策など)も事前に考えておくことが重要です。
②食事管理【★4】糖質制限が必要な理由と対策
食事管理もデグー飼育における重要なポイントです。
デグーは糖尿病になりやすい体質を持っており、糖分・でんぷん質の多い食べ物を与えると、糖尿病を発症するリスクが非常に高くなります。
与えてはいけない食べ物:
- 果物(リンゴ、バナナ、ブドウなど糖分が多いもの)
- 野菜でも芋類・トウモロコシなどでんぷん質が多いもの
- 人間用のお菓子・甘い食べ物
- ひまわりの種など脂肪分の多い種子類(少量なら可)
基本の食事:
- デグー専用ペレット(糖分の少ないもの)
- 牧草(チモシー1番刈りを主食として常時提供)
- 少量の野菜(葉物・キャベツ・小松菜など)
「かわいいからついおやつをあげたくなる」という気持ちは理解できますが、デグーへの愛情表現は食べ物ではなく触れ合いやコミュニケーションで行いましょう。

参考:【獣医師監修】デグーの飼い方を初心者向けに解説!必要なものと注意点
③コミュニケーション【★2】人懐っこさが最大の魅力
コミュニケーションの難易度は★2(簡単)です。
デグーは小動物の中でも特に人懐っこく、知能が高い動物として知られています。
慣れてくると名前を呼ぶと来る、手の上で眠る、肩に乗るといった愛らしい行動を見せてくれます。
「アンデスの歌うネズミ」と呼ばれるほど賢く、飼い主との絆を深めやすいのがデグーの最大の魅力です。
ただし、なつくまでには個体差があり、早くて数週間、時間がかかると数ヶ月かかることもあります。
焦らず毎日少しずつ手からえさを与えたり、声をかけたりすることで信頼関係を築いていきましょう。
生後3ヶ月以降の個体から飼い始めることで、初心者でもなつかせやすくなります。
参考動画:獣医師によるデグー解説
④寿命と長期飼育【★3】5〜8年の責任を持てるか
デグーの平均寿命は5〜8年とされており、小動物の中では比較的長寿です。
ハムスターの寿命が2〜3年であることを考えると、倍以上の長さになります。
5〜8年という期間は、大学進学・就職・転居・結婚など、生活環境が大きく変わりうる時間です。
「かわいいから飼いたい」という衝動だけでなく、将来の生活変化を含めた長期的な責任を持てるかを真剣に考えることが大切です。
また、高齢になるにつれて病気のリスクが高まり、医療費も増加する傾向があります。
老齢期の介護(食事の補助、床材の工夫など)も視野に入れておきましょう。
⑤ケージ・飼育環境【★3】初期投資と設置スペースの確保
デグーは運動量が豊富な動物なので、できるだけ広いケージを用意することが推奨されます。
目安として、幅60cm×奥行き45cm×高さ60cm以上のケージが理想的です。
ケージ内には回し車(直径25cm以上)、巣箱、棚板・ステップ、かじり木などを設置し、運動と遊びができる環境を整えましょう。
設置スペースとして、畳1枚分程度(約1.6㎡)が目安となります(ケージ本体+周辺スペース)。
ケージはかじり癖があるため、金属製のものを選ぶと耐久性が高く安心です。
初期費用のケージ関連だけで1〜2万円程度かかることを想定しておきましょう。
参考:ビギナー向けデグーの飼い方|餌のあげ方や理想な飼育環境
⑥健康管理・病院対応【★3】エキゾチック対応病院の探し方
デグーはエキゾチックアニマル(特殊な小動物)に分類されるため、すべての動物病院で診てもらえるわけではありません。
犬猫専門の病院ではデグーの診療を断られることも多く、事前にエキゾチックアニマル対応の動物病院を探しておくことが非常に重要です。
エキゾチック対応病院の探し方:
- 「エキゾチックアニマル 動物病院 +地域名」で検索
- 病院のウェブサイトで診察動物の一覧を確認
- 電話でデグーの診察が可能か事前確認
- 飼育前(緊急でない時期)に一度受診して信頼関係を作っておく
デグーがかかりやすい主な病気には、糖尿病・白内障・皮膚真菌症(リングワーム)・歯科疾患などがあります。
定期的な健康チェックと早期発見・早期治療のためにも、信頼できるかかりつけ医を見つけておくことが大切です。
参考:【デグーの飼い方】寿命・性格・かかりやすい病気|獣医師監修
⑦多頭飼い・単頭飼い【★3】社会性への配慮が必要
デグーは本来群れで生活する社会性の高い動物です。
野生では100匹以上の群れを作ることもある動物なので、単頭飼いの場合は飼い主との触れ合いの時間を十分に確保することが重要です。
2匹以上で飼うと、お互いに遊び合い、精神的に安定しやすいというメリットがあります。
ただし、多頭飼いには相性の問題があり、特にオス同士は喧嘩になりやすいため注意が必要です。
異性の多頭飼いでは繁殖が起こる可能性があるため、避妊・去勢手術を検討するか、同性で飼育することが一般的です。
初心者には同性2匹での飼育がおすすめです。
費用やスペースの問題で1匹しか飼えない場合は、毎日十分に触れ合いの時間を作ることを意識しましょう。
【比較表】デグーと他の小動物の飼育難易度を徹底比較

デグーを他の人気小動物と比較することで、自分に最適なペット選びの判断材料にしましょう。
| 項目 | デグー | ハムスター | チンチラ | モルモット | ウサギ |
|---|---|---|---|---|---|
| 総合難易度 | ★3 | ★2 | ★4 | ★2 | ★3 |
| 寿命 | 5〜8年 | 2〜3年 | 10〜15年 | 5〜7年 | 7〜10年 |
| なつきやすさ | ◎ | △ | ○ | ○ | ○ |
| 温度管理 | ★4 | ★3 | ★5 | ★3 | ★3 |
| 食事管理 | ★4 | ★2 | ★4 | ★3 | ★3 |
| 初期費用 | 2〜5万円 | 1〜2万円 | 5〜10万円 | 2〜4万円 | 3〜6万円 |
デグーとハムスターの比較|どっちが飼いやすい?
ハムスターはペット入門として最も定番の小動物です。
ハムスターの方が飼いやすい点:
- 寿命が2〜3年と短く、初めてのペット責任として負担が軽い
- 初期費用・維持費が低い(初期1〜2万円、月々1,000〜2,000円程度)
- 温度管理の許容範囲がやや広い
- 食事制限が少ない
デグーの方が優れている点:
- 人懐っこさが圧倒的に高く、触れ合いの満足度が高い
- 昼行性なので、人間の生活リズムと合わせやすい(ハムスターは夜行性)
- コミュニケーションが豊富で、鳴き声での感情表現も多彩
- 長く一緒に過ごせる(5〜8年)
結論:「とにかく初めてで手軽に」ならハムスター。「ペットとの深いコミュニケーションを楽しみたい」ならデグーがおすすめです。
デグーとチンチラの比較|似ているようで違う飼育ポイント
デグーとチンチラは見た目が似ており、よく比較される動物です。
チンチラの飼育難易度が高い主な理由:
- 適温が15〜24℃(理想は20℃前後)と低く、日本の夏の管理が非常に難しい(冷房必須)
- 寿命が10〜15年と非常に長い
- 本体価格が2〜5万円と高め
- ストレスに敏感で体調を崩しやすい
デグーがチンチラより飼いやすい点:
- 適温23〜25℃と一般的な室温に近く管理しやすい
- 寿命が5〜8年と適度
- 人懐っこさではデグーの方が親しみやすい
- 本体価格が比較的手頃(3,000〜15,000円程度)
結論:デグーとチンチラなら、初心者にはデグーの方が明確に飼いやすいと言えます。
デグーとモルモット・ウサギの比較
モルモットとの比較:
モルモットは温厚で抱っこしやすく、子どものいるご家庭にも人気があります。
飼育難易度はデグーとほぼ同等の★2〜3ですが、体が大きいためケージも大きくなりがちです。
デグーはモルモットに比べよりアクティブで運動量が多いため、大きなケージと回し車が必要です。
ウサギとの比較:
ウサギは部屋んぽ(室内での自由散歩)が必要で、脱走対策や噛みつきによる電線破損などへの対策が必要です。
寿命が7〜10年と長く、医療費も比較的高くなりがちです。
デグーはウサギよりケージ内での運動でほぼ完結できるため、部屋んぽの管理負担は低めです。
参考動画:デグーとうさぎどちらが飼いやすいか比較
比較結果からわかるデグーをおすすめできる人
各動物との比較を踏まえると、デグーが特におすすめできる方のプロフィールが見えてきます。
- ✅ ペットとの深いコミュニケーションや触れ合いを最重視する方
- ✅ 昼間や夕方に在宅時間が多く、昼行性のペットが生活リズムに合う方
- ✅ チンチラに興味があるが飼育難易度を少し下げたい方
- ✅ ハムスターより長くペットと過ごしたいが、ウサギほどの大きさは不要な方
- ✅ 住環境でエアコン管理ができ、年間の電気代追加コストを受け入れられる方
デグー飼育が「難しい」と言われる本当の理由と対策

ネットで「デグー 飼育」と検索すると「難しい」「後悔した」といった言葉が目につきます。
しかし、これらの声の背景を分析すると、特定の準備不足や誤解によるものがほとんどです。
本当の難しさと、その対策を正しく理解しておきましょう。

ネット上の「難しい」は誇張?実際の飼育者の声
実際にデグーを飼育している方々の声を集めると、以下のような意見が多く見られます。
「思ったより飼いやすかった」という声:
- 「エアコン管理さえしっかりすれば、あとは意外と楽」
- 「こんなになつくとは思わなかった。毎日癒される」
- 「食事のルールを最初に覚えれば、あとは難しくない」
「難しいと感じた」という声の内訳:
- 「夏の温度管理で電気代が跳ね上がった(準備不足)」
- 「病院が近くになく、急病の際に困った(事前調査不足)」
- 「甘いものをあげてしまい、糖尿病になってしまった(食事ルール不知)」
つまり、「難しい」と感じた飼育者の多くは、特定のポイントの事前準備が不足していたケースです。
この記事を読んでいるあなたは、すでに事前知識を得ようとしている時点で、成功する可能性がぐっと高まっています。
参考:デグーの飼育は難しい?後悔しないために知っておきたいデグーの飼育知識
飼育で失敗しやすい人の3つの共通点
飼育で失敗しやすい方には、以下の3つの共通点があります。
共通点①:衝動買い・見た目だけで決めた
「かわいい!」という気持ちだけでお迎えし、温度管理や食事制限、医療費などの現実的な準備が整っていないケースです。
デグーを飼い始める前に、最低でも2週間以上の情報収集と環境準備期間を設けることを強くおすすめします。
共通点②:動物病院を調べていなかった
急病になって初めて「近くに診てくれる病院がない…」と気づくパターンです。
デグーをお迎えする前に必ずエキゾチック対応病院を確認し、一度受診して信頼関係を築いておきましょう。
共通点③:食事ルールを知らなかった(または守らなかった)
「少しくらいなら大丈夫」と思って果物やお菓子を与え続けた結果、糖尿病を発症させてしまうケースが報告されています。
デグーの食事ルールは「守らないと命に関わる」重要な知識です。必ず事前に学んでおきましょう。
飼育難易度を下げる3つの事前準備
デグー飼育の難易度を大幅に下げる、3つの重要な事前準備を紹介します。
- 温度管理システムの確立:お迎え前に部屋のエアコン稼働テストを行い、ケージ設置場所の温度・湿度を測定する。夏冬の電気代を試算しておく。
- かかりつけ病院の確保:エキゾチック対応の動物病院を最低2〜3か所リストアップし、1か所は実際に受診して顔なじみになっておく。
- 食事ルールの完全習得:与えてよい食べ物・ダメな食べ物のリストを作成し、家族全員で共有する。特に子どもや同居人への周知徹底が重要。
この3つを事前に整えるだけで、飼育難易度の体感は★3から★2に下がると言っても過言ではありません。
参考:【専門家監修】後悔しないために!初心者が知っておきたいデグー飼育の注意点
デグー飼育にかかる費用|初期費用・維持費・医療費の目安

「デグーを飼いたいけど、実際いくらかかるの?」という疑問に、具体的な数字でお答えします。
費用の全体像を把握しておくことで、予算計画を立てやすくなります。
初期費用の内訳:2〜5万円の詳細
| 項目 | 費用の目安 | 備考 |
|---|---|---|
| デグー本体 | 3,000〜15,000円 | ペットショップ・ブリーダーにより差 |
| ケージ(大型推奨) | 8,000〜20,000円 | 金属製・大型ほど高い |
| 回し車(直径25cm以上) | 2,000〜5,000円 | 静音タイプ推奨 |
| 巣箱・ハウス | 1,000〜3,000円 | 木製・陶器など |
| 給水ボトル・食器 | 500〜2,000円 | |
| 砂浴び用品 | 500〜2,000円 | 砂浴びケース+砂 |
| 床材 | 500〜1,500円 | 牧草・紙製など |
| 初回ペレット・牧草 | 1,000〜2,000円 | |
| 合計目安 | 2〜5万円 | 2匹飼育の場合は+5,000〜10,000円 |
ケージは安価なものを購入して後から買い替えるより、最初から良いものを選ぶ方が結果的にコストを抑えられます。
月々のランニングコスト:3,000〜8,000円の内訳
| 項目 | 月額目安 |
|---|---|
| ペレット | 500〜1,000円 |
| 牧草(チモシー) | 500〜1,000円 |
| 床材・砂 | 500〜1,000円 |
| エアコン電気代(追加分) | 2,000〜5,000円 |
| 合計目安 | 3,500〜8,000円 |
ランニングコストの中で最も変動が大きいのがエアコン代です。
住居の断熱性能・地域・エアコンの省エネ性能によって大きく変わるため、事前に自宅のエアコン稼働コストを確認しておきましょう。
見落としがちな医療費と電気代の備え
多くの飼育者が見落としがちなのが、突発的な医療費です。
デグーの診察費・治療費の目安:
- 初診料:2,000〜4,000円
- 一般的な診察・薬処方:3,000〜8,000円
- 手術(歯科・腫瘍など):30,000〜100,000円以上
- 糖尿病管理(インスリン治療等):月5,000〜20,000円
デグー向けのペット保険は選択肢が限られていますが、近年エキゾチックアニマル対応の保険も増えてきています。
保険の有無にかかわらず、緊急医療費として3〜5万円の貯蓄を確保しておくことを強くおすすめします。
参考:デグーを飼いたい方必見!デグーの飼い方ガイド!種類やごはん
デグーを飼うと決めたら最初にやるべき5ステップ

「よし、デグーを飼おう!」と決めたら、いきなりペットショップに行くのではなく、以下の5ステップを順番に進めることで失敗リスクを大幅に下げられます。
ステップ1:エキゾチック対応の動物病院を探す
これが最優先ステップです。
デグーをお迎えする前に、通院できるエキゾチックアニマル対応の動物病院を見つけておくことが最重要です。
探し方の手順:
- インターネットで「エキゾチックアニマル 動物病院 +居住地域名」で検索
- 病院のホームページで「診察動物」にデグーまたは小動物・エキゾチックが含まれるか確認
- 電話して「デグーの診察は可能か」「予約は必要か」を確認
- 健康診断として、お迎え後1ヶ月以内に受診しておく
近くに対応病院がない場合は、車で1時間以内の範囲で探すか、飼育開始を見直す選択肢も考慮しましょう。
ステップ2:ケージと温度管理の環境を整える
病院を確保したら、次はデグーが生活する環境を整えます。
ケージ設置場所の選定ポイント:
- 直射日光が当たらない場所
- エアコンの風が直接当たらない場所
- 家族の生活音が聞こえる程度の場所(孤立させない)
- 温湿度計を設置して、実際に温度・湿度の安定を確認する
お迎えの1週間前までに環境を整え終え、温度・湿度が安定して維持できることを確認してからお迎えするのが理想です。
参考:初心者でもできるデグーの飼い方!温度管理や砂浴びのさせ方など
ステップ3:食事と健康管理の基礎知識を学ぶ
食事ルールを家族全員で把握しておくことが、健康トラブルを防ぐ最大の予防策です。
必ず用意する食事:
- デグー専用ペレット(1日体重の約5%程度)
- チモシー牧草(1番刈り):常時自由に食べられる状態に
与えてはいけない食べ物リストを印刷してケージ近くに貼っておくと、同居家族や来訪者が誤って与えてしまうリスクを防げます。
また、毎日の体重測定(デジタルスケールで0.1g単位まで計れるもの)を習慣化することで、体調変化の早期発見につながります。

ステップ4:お迎え先を決める(ペットショップ・ブリーダー・里親)
デグーをお迎えする主な方法は3つあります。
①ペットショップ:手軽にお迎えできる反面、個体の健康状態や生育環境が不明な場合も。
②ブリーダー:健康管理や生育環境が明確で、購入後のサポートも期待できる。価格はやや高めだが信頼性が高い。
③里親・譲渡会:費用を抑えられる場合があるが、過去の飼育環境の確認が重要。
初心者の方には、ブリーダーか信頼できるペットショップからのお迎えがおすすめです。
お迎えする個体を選ぶ際は、目がパッチリして活発、毛並みにツヤがある元気な個体を選びましょう。
生後3〜6ヶ月の個体は人間との社会化の時期として適切であり、初心者にもなつかせやすいとされています。
参考:初心者でもできるデグーの飼い方!生後3か月未満の飼育難易度について
ステップ5:お迎え後1週間の過ごし方を計画する
お迎え直後のデグーは、環境の変化によるストレスで体調を崩しやすい状態です。
お迎え後1週間の基本方針:「そっと見守る」
- 1〜3日目:ケージに近づきすぎない。声をかける程度に留め、ストレスを最小限に
- 4〜5日目:ケージ越しに手を見せ、存在に慣れてもらう
- 6〜7日目:手からペレットを与えてみる(食べてくれたら大きな進歩)
焦ってすぐに抱っこしようとするのは逆効果です。
デグーのペースを尊重しながら、毎日少しずつ信頼関係を積み重ねることが長期的な仲良しへの近道です。
参考動画:初心者向けデグーの飼い始め方
まとめ:デグー飼育難易度は「準備と覚悟」で変わる

この記事を通じて、デグー飼育の全体像を把握していただけたでしょうか。
デグーは確かに温度管理と食事制限という2つの壁がありますが、それさえ乗り越えれば、小動物の中でも最高レベルのコミュニケーションと癒しを提供してくれる素晴らしいパートナーです。

この記事のポイント振り返り
- ✅ 総合飼育難易度は★3/5。事前準備で体感難易度は★2に下げられる
- ✅ 最大のハードルは温度管理(★4)と食事管理(★4)。この2点を重点的に準備する
- ✅ コミュニケーション難易度は★2(簡単)。人懐っこさは小動物随一
- ✅ 寿命5〜8年の長期コミットメントを事前に理解し責任を持つ
- ✅ 初期費用2〜5万円、月々3,000〜8,000円の費用計画を立てる
- ✅ エキゾチック対応病院の確保が飼育開始前の最優先事項
- ✅ 5ステップ(病院確保→環境整備→知識習得→お迎え先決定→1週間計画)で安全スタート
次に読むべきおすすめ記事
デグーについてさらに詳しく知りたい方は、以下の公式・専門情報源を参考にしてください。
- 【デグーの飼い方】寿命・性格・かかりやすい病気|獣医師監修(池田動物病院)
- 【獣医師監修】デグーの飼い方を初心者向けに解説!必要なものと注意点(コーナン)
- デグーとは?特徴や飼い方を初心者向けに徹底解説(Minima)
この記事がデグーとの素敵な生活の第一歩となれば幸いです。準備を万全に整えて、ぜひ素晴らしいデグーライフをスタートさせてください。


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