「デグーってどんな動物?」「ハムスターと何が違うの?」そんな疑問をお持ちの方は多いのではないでしょうか。デグーは南米アンデス山脈原産の小動物で、その豊かな感情表現と高い知能から『アンデスの歌うネズミ』とも呼ばれています。本記事では、デグーの基本情報から性格・鳴き声・身体的特徴まで徹底解説し、あなたがデグーを飼育すべきかどうかを判断できる情報をすべてお届けします。
デグーとは?基本情報と「アンデスの歌うネズミ」の魅力

デグーは、チリやペルーなど南米のアンデス山脈周辺に生息するげっ歯類の一種です。
正式な学名はOctodon degusで、オクトドン科に分類されます。
日本では2000年代以降にペットとして普及し、現在ではハムスターやウサギに次ぐ人気小動物として定着しています。
『アンデスの歌うネズミ』という愛称は、15種類以上にも及ぶ豊富な鳴き声でコミュニケーションを取る習性に由来しています。
その感情表現の豊かさと人懐っこい性格は、一度飼った人を虜にする魅力があります。
基本スペック一覧(体長・体重・寿命・分類)
デグーを飼育するかどうか判断するにあたって、まず基本的なスペックを把握しておきましょう。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 分類 | げっ歯目 デグー科 デグー属 |
| 体長 | 約13〜20cm(尾を除く) |
| 体重 | 約170〜300g |
| 寿命 | 約5〜8年(平均6年程度) |
| 原産地 | チリ・ペルーなど南米アンデス山脈周辺 |
| 活動時間 | 昼行性(主に日中活動) |
| 食性 | 草食性(チモシーなどの牧草が主食) |
| 体温 | 約38〜39℃ |
寿命は平均5〜8年と、ハムスター(約2〜3年)に比べてかなり長く、長期的な飼育計画が必要です。
糖尿病になりやすい体質を持っているため、砂糖や糖質の多い食べ物は厳禁です。
体重は成体で約170〜300gとチンチラより小さく、モルモットよりやや軽量なサイズ感です。
野生での生態と群れで暮らす社会性
野生のデグーは、チリの乾燥した草原や低木地帯に生息し、10〜100頭規模の群れを形成して生活しています。
群れの中では複雑な社会構造が形成されており、互いに毛づくろいをしたり、外敵の接近を仲間に知らせる見張り役を担ったりと、高度な社会行動が観察されています。
食性は主に草食で、草の種子・根・葉などを食べ、特に乾季には地下に食料を蓄える行動も見られます。
この野生での群れ生活の習性は、飼育下でも色濃く残っており、孤独な環境ではストレスを感じやすいという重要な特性につながっています。
また昼行性であるため、日中に活動してエサを探し、夜間は巣穴で休む生活リズムを持っています。
野生下での天敵はキツネやタカなどで、鋭い警戒心と瞬発力はこうした環境で培われたものです。
デグーの性格における6つの特徴|飼い主を虜にする理由

デグーの魅力を語るうえで欠かせないのが、その独特な性格です。
小動物でありながら犬や猫に近い感情表現と社会性を持ち、多くの飼い主が『ペットとして最高の動物』と評価しています。
ここでは、デグーの性格を特徴づける6つのポイントを詳しく解説します。
社交的で人懐っこく飼い主に甘える
デグーは小動物の中でも特に社交的で人懐っこい性格として知られています。
慣れてきた飼い主には肩に乗ったり、手のひらで眠ったりと、積極的にスキンシップを求める行動が見られます。
個体差はありますが、適切なハンドリングを根気強く続けることで、多くのデグーが飼い主に甘えるようになります。
飼い主の顔や声を認識する能力も高く、見知らぬ人と飼い主を区別して行動が変わる様子も観察されています。
こうした社交性の高さは、もともと群れで暮らす習性に由来しており、仲間との絆を大切にする本能が人間への親愛感にも結びついていると考えられています。
好奇心旺盛で活発に動き回る
デグーは極めて好奇心旺盛な動物で、新しいものや環境への探索意欲が非常に強いです。
ケージ内に新しいおもちゃや隠れ家を置くと、すぐに近づいて匂いを嗅いだり触ったりして確かめようとします。
活動量が非常に多く、1日に走る距離は野生下では数キロにも及ぶとされており、飼育下でも直径28cm以上の回し車を用意して十分な運動の場を確保することが健康維持に不可欠です。
退屈な環境ではストレスから毛をむしる『毛引き』行動を起こすことがあるため、定期的な環境の変化や遊び道具の工夫が大切です。
活発な性格は飼い主にとって癒しであると同時に、広めのケージと豊かな環境エンリッチメントが必要という意味でもあります。
知能が高く芸を覚える驚きの学習能力
デグーは小動物の中でも特に知能が高いと言われており、その学習能力は研究者の間でも注目されています。
実際、デグーは糖尿病モデル動物として医学研究に使用されるほど、その生理・行動特性が詳しく研究されています。
飼育下でも「おいで」「おすわり」「ハイタッチ」などの簡単なトリックを覚えることができ、ご褒美(チモシーの穂先やひまわりの種など)を使ったポジティブ強化トレーニングが有効です。
名前を呼ばれると反応するデグーも多く、繰り返しトレーニングすることで飼い主との深いコミュニケーションが生まれます。
ただし知能が高いゆえに、飽きやすいという面もあるため、トレーニングは1回5〜10分程度を目安に短く集中して行うのがコツです。
昼行性で人間の生活リズムと合いやすい
デグーが他の小動物と大きく異なる特徴の一つが、昼行性(にっこうせい)であることです。
ハムスターなどの夜行性ペットと違い、デグーは日中に活発に動き回るため、飼い主が在宅している時間帯に自然と触れ合えます。
特に午前中と夕方に活動のピークがあり、この時間帯に遊んであげると喜ぶ様子が観察されます。
夜間は静かに休んでいることが多いため、夜中の騒音が気になるという問題が起きにくく、マンション暮らしの方にも比較的向いています。
ただし完全に夜間活動しないわけではなく、水を飲んだり軽く動いたりすることはあるため、ケージの置き場所には配慮が必要です。
鳴き声や仕草で感情を豊かに表現する
デグーが『歌うネズミ』と呼ばれる最大の理由は、15種類以上にも及ぶ多様な鳴き声を使い分けることにあります。
喜び・甘え・警戒・怒り・寂しさなど、さまざまな感情を鳴き声と体の動きで表現します。
鳴き声だけでなく、しっぽを振る・毛を逆立てる・耳を寝かせるといったボディランゲージも豊富で、慣れてくると感情の読み取りが楽しくなります。
この豊かな感情表現は、犬や猫のような大型ペットにも引けを取らない魅力であり、多くの飼い主がデグーとの精神的なつながりを強く感じる理由でもあります。
縄張り意識と警戒心を理解しよう
社交的なデグーですが、縄張り意識と警戒心も持ち合わせており、これを理解しないとトラブルになることがあります。
特に自分のケージやテリトリーに見知らぬ動物や手が入ってきた際には、威嚇したり噛みついたりすることがあります。
複数飼いをする場合、ケージの外で中立の場所での対面から始める『ニュートラルな場所での慣らし』が有効です。
また初めて家に来た直後は強いストレスを感じているため、最初の1週間はそっと見守ることが重要です。
焦らず時間をかけて信頼関係を築くことで、縄張り意識は自然と落ち着いてくることが多いです。
デグーの鳴き声|15種類以上の感情表現を徹底解説

デグーの鳴き声は非常に多彩で、研究によれば15種類以上の異なる音声が確認されています。
これらを理解することで、デグーとのコミュニケーションが格段に豊かになり、飼育の質も向上します。
嬉しい・甘えているときの鳴き声
デグーが嬉しい・甘えているときに出す鳴き声は、高めのトーンで柔らかく連続する音が特徴です。
- 「ピピピ」「チュイチュイ」:飼い主を見つけたときや、おやつをもらう前後によく聞かれる鳴き声。嬉しさや期待を表します。
- 「クルクル」「グルグル」:低めの柔らかい音で、安心しているときや撫でられて気持ちいいときに出る鳴き声。
- 「ピーピー」:甘えているときや、飼い主に注目してほしいときのアピール鳴き。
こうしたポジティブな鳴き声が聞こえたときは、積極的にスキンシップを取って応答してあげると、信頼関係がより深まります。
警戒・威嚇しているときの鳴き声
警戒や威嚇を表す鳴き声は、短く鋭い音が特徴で、同時にしっぽを振ったり毛を逆立てたりするボディランゲージを伴うことが多いです。
- 「チッ」「シュッ」:短く鋭い音で、危険を感じたときや不快なことが起きたときの警戒サイン。
- 「キキキ」:威嚇モードに入ったときの鳴き声。ケージに手を入れたときなどに聞かれる。
- 「キーキー」:強い威嚇や恐怖を感じたときの鳴き声。この状態では無理に触らないことが重要。
警戒・威嚇音が出ているときは、刺激を与えずその場を落ち着かせることが最優先です。
寂しい・呼びかけているときの鳴き声
デグーは群れで生きる動物のため、一人ぼっちになると仲間を呼ぶ鳴き声を発することがあります。
- 「ピーイ」「ピィーン」:やや細長く伸びる高音で、仲間を探したり飼い主を呼んだりするときの鳴き声。
- 「クークー」:繰り返し連続して鳴く場合は、寂しさやストレスのサインである可能性があります。
この鳴き声が頻繁に聞こえる場合は、遊び時間を増やす・もう1匹との多頭飼いを検討するなど、孤独感を減らす工夫が必要です。
長時間の一人ぼっちはストレスとなり、食欲低下や毛引きにつながることもあります。
怒っている・不満があるときの鳴き声
怒りや不満を示す鳴き声は、警戒音に似ていますが、より激しく長く続く傾向があります。
- 「キキキキ」(連続):怒りが頂点に達したときの鳴き声。同居のデグーとのケンカ中などに聞かれる。
- 「チッチッチ」(連続):不満やイライラを示す鳴き声。お気に入りの場所を取られたときなどに出ることがある。
- 「ギュー」「グエッ」:強いストレスや痛みを感じているときの鳴き声。この音が続く場合は健康状態の確認が必要。
怒りの鳴き声が続く場合、環境や同居動物との相性を見直す必要があるかもしれません。
鳴き声から感情を読み取るコツ
鳴き声だけで感情を判断するのは難しいため、ボディランゲージと合わせて総合的に判断することが大切です。
- 耳の向き:前を向いていれば好奇心・関心、後ろに倒れていれば警戒・不快のサイン。
- しっぽの動き:素早く振っているときは警戒・興奮状態。ゆったりしているときはリラックス。
- 毛並み:逆立っているときはストレスや威嚇状態。滑らかなときは落ち着いている証拠。
- 姿勢:体を丸めて小さくしているときは怖がっているサイン。伸びをしているときはリラックス。
毎日の観察を積み重ねることで、個体ごとの微妙なニュアンスの違いも読み取れるようになります。
飼育日記をつけるのも、鳴き声パターンを覚える有効な方法です。
デグーの身体的特徴|外見と健康チェックのポイント

デグーの身体には、飼育する上で必ず知っておくべきいくつかの重要な特徴があります。
外見から健康状態を把握できるポイントを押さえておくことで、早期に異変に気づけるようになります。
オレンジ色の歯は健康のサイン
デグーの歯を見たとき、オレンジ色〜黄色みがかった色をしていれば健康な証拠です。
これはエナメル質に鉄分(酸化鉄)が含まれているためで、デグーやビーバーなど一部のげっ歯類に見られる正常な特徴です。
逆に歯が白く透き通って見える場合は注意が必要で、栄養不足やビタミンD不足が疑われることがあります。
また不正咬合(歯の噛み合わせの異常)になると、食事がうまくできなくなるため、定期的にチモシーなどの繊維質の多いエサを与えて歯を適切に磨耗させることが重要です。
歯が伸びすぎている・よだれが多い・食欲が落ちているといった症状は、歯のトラブルのサインです。
尻尾は絶対につかんではいけない理由
デグーの尻尾には、絶対に直接つかんではいけないという重要なルールがあります。
その理由は、デグーの尻尾の皮膚は非常に薄く、つかむと皮膚が一気に脱落してしまう『脱皮(だっぴ)』という現象が起きるからです。
これは野生下では天敵に捕まったときに尻尾を切り離して逃げる防衛本能の名残ですが、一度皮膚が脱落した尻尾は再生せず、壊死して切断が必要になることがほとんどです。
抱き上げる際は必ず体全体を手のひらで包むように支えるようにし、尻尾には触れないことを徹底してください。
子供がいる家庭では特に注意が必要で、事前に尻尾の扱いについてしっかり説明することが大切です。
毛色のバリエーション(ノーマル・ブルー・パイドなど)
野生のデグーは茶褐色のノーマルカラーが基本ですが、飼育下での品種改良により現在はさまざまな毛色が存在します。
- ノーマル(アグーチ):最も一般的な茶褐色。野生に最も近い色で流通数が多く価格も比較的手頃。
- ブルー:グレーがかった青みのある毛色。希少性が高く、ノーマルより価格が高め。
- パイド:白い斑模様が入った毛色。白い部分の入り方は個体によって異なり、一匹一匹の模様が個性的。
- サンドカラー:淡い砂色の毛色。目や鼻がピンク色になることが多い。
- ブラック:全身が黒または濃いグレーの毛色。希少性が高い。
- ホワイト:全身が白い毛色。アルビノとは異なる場合もある。
希少カラーほど価格は高くなる傾向があり、ブルーやブラックは1匹3〜5万円以上になることもあります。
ただし毛色と性格は基本的に無関係で、どのカラーでも個体の性格は育て方や個体差によるものです。
デグーと他の小動物を比較|ハムスター・チンチラとの違い

デグーを検討している方の多くが「ハムスターやチンチラとどう違うの?」という疑問を持っています。
それぞれの特性を比較することで、自分のライフスタイルに合ったペット選びの判断材料になります。
ハムスターとの違い(寿命・活動時間・社会性)
| 比較項目 | デグー | ハムスター |
|---|---|---|
| 寿命 | 5〜8年 | 2〜3年 |
| 活動時間 | 昼行性 | 夜行性 |
| 体重 | 170〜300g | 30〜200g(種類による) |
| 社会性 | 高い(群れ生活) | 低い(単独行動) |
| なつきやすさ | 非常になつく | 個体差大きい |
| 鳴き声 | 豊富(15種類以上) | 少ない |
| 価格(目安) | 3,000〜30,000円以上 | 1,000〜5,000円程度 |
ハムスターは夜行性のため、日中に触れ合える時間が限られる一方、デグーは昼間に活発なため生活リズムが合いやすいのが大きな違いです。
また寿命の長さから、デグーはより長期的なコミットメントが求められます。
チンチラとの違い(大きさ・飼育難易度・価格)
| 比較項目 | デグー | チンチラ |
|---|---|---|
| 寿命 | 5〜8年 | 10〜15年 |
| 体重 | 170〜300g | 400〜600g |
| 価格(目安) | 3,000〜30,000円以上 | 30,000〜100,000円以上 |
| 活動時間 | 昼行性 | 夜行性〜薄明薄暮性 |
| 毛並み | 短毛・硬め | 長毛・非常に柔らかい |
| 適温 | 18〜26℃ | 16〜22℃(暑さに非常に弱い) |
チンチラはデグーよりも大きく寿命が長い分、飼育コストと責任も大きくなります。
チンチラは28℃以上で熱中症になるリスクがあり温度管理が非常にシビアですが、デグーは比較的温度変化への適応力があります。
初めての小動物飼育としては、デグーのほうがチンチラより入門しやすいと言えるでしょう。
モルモットとの違い(活動性・コミュニケーション)
| 比較項目 | デグー | モルモット |
|---|---|---|
| 寿命 | 5〜8年 | 5〜7年 |
| 体重 | 170〜300g | 700〜1,200g |
| 活動性 | 非常に活発 | おとなしめ |
| コミュニケーション | 鳴き声が多彩 | 鳴き声は豊富だが単調 |
| 尻尾 | あり | なし |
モルモットはデグーよりも落ち着いた性格で、大きめの体も相まって子供でも扱いやすいという特徴があります。
一方デグーはより活発で知的なコミュニケーションを楽しみたい方に向いています。
デグーの特徴から考える飼育適性|あなたに向いているかチェック

デグーの特徴を踏まえて、実際にどのような人がデグーの飼育に向いているのかを具体的に解説します。
飼ってから後悔しないためにも、自分のライフスタイルと照らし合わせて判断してください。
デグーを飼うのに向いている人
- 日中在宅時間が多い人:昼行性のデグーは日中に活発なため、在宅ワークの方や専業主婦(夫)の方と相性が良い。
- 動物と深い絆を結びたい人:高い知能と感情表現を持つデグーは、犬・猫に近い精神的なつながりを与えてくれる。
- 長期的にペットと暮らしたい人:平均寿命6年程度と小動物としては長命なため、長く一緒にいられる。
- トレーニングを楽しみたい人:名前を覚えたりトリックを学んだりと、知的なやり取りが楽しめる。
- 複数頭飼いを考えている人:社会性が高くペア飼いや多頭飼いに向いているため、群れでの姿を楽しめる。
デグーを飼うのに向いていない人
- 忙しくて毎日の世話が困難な人:デグーは毎日のケアと触れ合いが必要で、放置するとストレスを抱える。
- 糖質制限食の管理が難しい人:デグーは糖尿病になりやすく、食事管理が命に直結する。
- ペット禁止の住居に住む人:鳴き声が出るため、完全に音を消すことはできない。
- 静かさを最優先したい人:複数頭飼いの場合は特に、昼間に鳴き声が気になることがある。
- 旅行が多い人:長期不在時のケアは専門のペットシッターが必要で、対応できるシッターが少ない場合もある。
飼育前に必ず確認すべき3つのこと
デグーを迎える前に、以下の3点を必ず確認してください。
- 近くにデグーを診られる動物病院があるか:デグーはエキゾチックアニマルに分類され、すべての動物病院が対応しているわけではありません。事前に受け入れ可能な病院を探しておくことが重要です。
- 住居でペットを飼うことが認められているか:賃貸の場合は必ず大家さんや管理会社に確認してください。鳴き声の問題もあるため、近隣への配慮も必要です。
- アレルギーがないか:小動物の毛や牧草に対してアレルギー反応を示す場合があります。購入前にペットショップで触れ合う機会を設けて確認することを推奨します。
デグーの特徴に関するよくある質問

デグーの飼育を検討している方からよく寄せられる疑問にお答えします。
デグーは一匹でも飼える?
Q. デグーは一匹でも飼えますか?
A: 飼えますが、デグーは本来群れで生活する社会性の高い動物のため、一匹だと孤独からストレスを感じやすくなります。飼い主が毎日十分な時間をかけてコミュニケーションを取れるなら一匹飼いでも問題ありませんが、可能であれば同性のペアで飼育することを推奨します。
デグーは噛む?痛い?
Q. デグーは噛みますか?
A: 慣れていないうちや、怖がっているときに噛むことがあります。慣れたデグーは基本的に噛まず、甘噛み程度で済む場合がほとんどです。急に触ったり、においを確認させずに持ち上げたりするとびっくりして噛むことがあるため、ゆっくり手を近づけて匂いを嗅がせる習慣をつけましょう。
デグーの鳴き声はうるさい?マンションでも飼える?
Q. デグーの鳴き声はどのくらいの音量ですか?
A: 鳴き声はスズメの鳴き声程度の音量が多く、犬や猫ほど大きくはありません。昼行性なので夜鳴きも少なく、マンションでも飼育しやすい部類です。ただし複数頭飼いの場合は鳴き声の頻度が増えるため、隣室への配慮は必要です。
デグーは臭い?掃除の頻度は?
Q. デグーはにおいが強い動物ですか?
A: デグーはハムスターや他の小動物と比べて体臭が少ない動物です。ただしケージの排泄物は定期的な掃除が必要で、床材の交換は週2〜3回、ケージ全体の清掃は週1回程度が目安です。砂浴びで被毛を清潔に保つ習性があり、週に数回砂浴びの機会を与えることも重要です。
デグーはなつく?なつかない場合の対処法
Q. デグーはなかなかなついてくれません。どうすればいいですか?
A: デグーは慣れるまでに個体差がありますが、基本的には高い社会性からなつきやすい動物です。なつかない場合は①無理に触らず声をかける時間を増やす、②手からエサを与えて手に良い印象をつける、③焦らず1〜3ヶ月単位で様子を見るという方法が有効です。
デグーの寿命は?長生きさせるコツ
Q. デグーの平均寿命と長生きの秘訣を教えてください。
A: 平均寿命は5〜8年ですが、適切な飼育で10年以上生きた記録もあります。長生きのコツは①糖質の多い食べ物を与えない(糖尿病予防)、②チモシーを主食にして不正咬合を防ぐ、③適度な運動環境を整える、④ストレスのない環境を作る、⑤年1回以上エキゾチックアニマル対応の動物病院で健康診断を受ける、の5点です。
デグーは夜行性?昼行性?
Q. デグーは夜行性ですか?昼行性ですか?
A: デグーは昼行性です。主に日中に活動し、特に午前と夕方に活発になります。夜間は基本的に休息していることが多く、この点がハムスターなど夜行性の小動物との大きな違いです。人間の生活リズムに合わせやすいため、触れ合いの機会も自然と増えます。
まとめ|デグーの特徴を理解して最高のパートナーに

デグーは豊かな感情表現・高い知能・昼行性という三拍子揃った、非常に魅力的なペットです。
その特性を正しく理解し、適切な環境と愛情を注ぐことで、5〜8年という長い時間を共に過ごせる素晴らしいパートナーになってくれます。
この記事のポイント
- 基本情報:体長13〜20cm・体重170〜300g・寿命5〜8年のアンデス原産のげっ歯類。糖尿病になりやすい体質に要注意。
- 性格:社交的・好奇心旺盛・高知能・昼行性・豊かな感情表現が特徴。飼い主に深くなつく一方、縄張り意識も持つ。
- 鳴き声:15種類以上の鳴き声で感情を表現。ボディランゲージと組み合わせて読み取ることが大切。
- 身体的特徴:オレンジ色の歯は健康サイン・尻尾を絶対につかまない・毛色はノーマルからブルー・パイドなど多彩。
- 飼育適性:日中在宅できる人・動物と深い絆を求める人に最適。飼育前に近隣病院・住居条件・アレルギーの確認が必須。
デグーの飼育を検討している方へ【次に読むべき記事】
デグーの特徴を理解したら、次は実際の飼育準備について詳しく学びましょう。
- デグーの飼い方入門:必要なケージ・床材・回し車・砂浴びグッズなど初期費用と準備リスト
- デグーの食事・栄養管理:チモシーの種類・ペレットの選び方・与えてはいけない食べ物一覧
- デグーのなつかせ方:ハンドリングの手順とトレーニング方法
- デグーの健康管理・かかりやすい病気:糖尿病・不正咬合・皮膚病の予防と対処法
デグーはきちんと準備をして迎えることで、より幸せな共生が実現します。ぜひ関連記事もあわせてご覧ください。


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